福島県庁委託事業『ふくしま満天堂』グランプリを決定しました

2018-02-21

弊社では福島県庁様より2017年度の事業委託を受け6次化商品の支援事業を推進しております。

日本の食品市場は、人口減少によって胃袋の数が減り、高齢化によって胃袋のサイズが縮小し、急速な市場縮小が始まりました。
日本中の生産者が、どんなに美味しい食品を作っても消費量は着実に減少していきます。
縮小するパイを奪い合う価格競争な明るい未来はありません。
食品は半額になったら2倍消費する、というものではありません。
食品産業の明るい未来は「高付加価値化」=価格ではなく商品名で選ばれる「ブランド化」の成否、この一点に懸かっています。

しかし、小さな事業者が、自身の力だけで商品を磨き上げ、販路を開拓し、ブランドになる、というのは困難なことです。
そこで今回、福島の6次化商品群を緩やかなグループとして『ふくしま満天堂』というブランドを打ち立てました。

「急に巨大な太陽にはならなくても、キラリと輝く星のようなブランドを目指そう。そんなブランドが1つ、また1つと増え、満天の星空のようにキラキラと輝く事業者群になろう」というイメージを描いています。

1つ、また1つ、と商品の販路開拓に成功していくと、緩やかなグループとしての『ふくしま満天堂』の他の商品へも関心が持たれ、「他にはどんな商品があるのかな?」と各生産者にチャンスが拡がります。
各事業者がバラバラに泳ぐのではなく、福島の事業者が相乗りする船団方式で海を渡ろう、というイメージです。

今回の表彰に関しては、一次審査は首都圏の百貨店様やJR東日本リテールネット様など、実際に食品を販売するプロのバイヤー様に限定して実施していただき10品を選定いただき、「ふくしま満天堂プレミアム2017」と致しました。

更にこの10品を更に、地域の団体や道の駅様、メディアの方々などに審査いただき、「グランプリ」「準グランプリ」「デザイン賞」を選定致しました。

これらの受賞商品を『ふくしま満天堂』船団の先頭集団とし、福島の生産者のブランド化、販路開拓、その先の未来の発展に繋げられるよう、引き続き多くの方々のご支援を賜りながら弊社も貢献できるよう頑張って参ります。

詳しくは『ふくしま満天堂』公式HPをご覧下さい。

https://mantendo.fukushima.jp/blog/736/

表彰式の様子は地元テレビでもご紹介いただきました。

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