弊社では【地域特産品ブランド化支援事業】の取り組みの一環として、千葉県山武市の「いちご」のブランド化支援を行っております。
千葉県山武市。
「観光いちご農園」がズラリと並ぶこの町が、いちご狩り客で賑わう3月に東日本大震災が襲いました。
予約のお客様が一斉にキャンセルされ、前年対比で半減した「いちご狩り」観光客。
放っておけば廃棄処分となってしまう「苺」を大慌てで冷凍保存している、というご相談を受けて取り組み始めたのが、この「山武いちごブランド化プロジェクト」です。
「冷凍保存された苺を活用して、山武市の【看板土産】商品を創り、観光客の皆様にお土産として購入いただき、それぞれの地元で【山武いちご】を宣伝いただこう!」という想いでリリースした【山武いちごプリン】は、観光客をお迎えする市内の各施設が一丸となって販売に取り組み、今春23,000個を販売することができました。
この取り組みは、読売新聞、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞でもご紹介いただき、この効果もあってか、遂に2013年は震災後初めて震災前を超える観光客数を記録した模様です。
放っておけば廃棄ロスとなった「山武いちご」が、【看板土産】商品へと生まれ変わり、町の活性化に貢献する事が出来ました。
そして山武市では、いちご狩りの季節は終わってしまいましたが、同じく市の観光資源である九十九里海岸に約20万人の海水浴客が集まります。
この方々にも【山武いちご】を知っていただき、来春に再び「いちご狩り」に来ていただきたい、という想いから、夏用商品として「山武いちごソフトクリーム」を企画・開発しました。
早速、山武市内の「道の駅オライはすぬま」店頭で催事販売としてデビューし、この取り組みが産経新聞で紹介いただきました。
引き続き、「食を通じた地域活性化」を目指し、【地域特産品ブランド化支援事業】を推進して参ります。
【関連URL】
sankei.jp.msn.com/region/news/130830/chb13083022280004-n1.htm